年末の沖縄とおせちと薄利多売のキツさ。

あら気づいたら年も明けて総統選も終わって、何も変わらない2020年が幕明けてましたワン。ちなみに何度も書きますが私は今年から大殺界に入りましたので無理はせずに体力温存しながら次の収穫の機会を狙って息を潜めておりますわ。皆様はちゃんと息してくださいね!(てんちむかよ!)


それはそうと今年の抱負などはさて置いて、去年沖縄に行ったので一応大したことしてませんが記録しときますわ。

と言いますのも去年は年末にかけて会社で色々とありましたのと夫の飲食のお手伝いも重なり心労と肉体疲労ともうボロボロヘロヘロに疲れまくりました。
なので1年の締め括りくらいは自分を癒したいと手っ取り早い国内旅行ばりの沖縄は那覇に行ってきました。と言ってもやる事といったら美味しいもの食べてマッサージ受けてイオンスーパーに行く事くらい。。。本当に疲れまくってたのでやることが地味。。。

とりあえず到着したら大好きな沖縄料理屋さんあしびうなぁへ。

首里城のお膝元にある素敵な古民家のお店で、縁側をいつもリクエスト。

肌寒い季節なので下に暖房マットひいてくれててお尻あったか頭ヒンヤリで気持ちいいです〜。沖縄来た〜って感じ。

でもでも目の前に見える首里城が焼け落ちているのを目の当たりにしてしまい、沖縄の方々のお気持ちを思うと。。。オーストラリアの森林火災といい、この世の中には辛い試練ばかりですわよ。涙




那覇に来たらこちらのピザ屋さんにも必ず伺いますわよ。

バカールさん。

大将は中目黒の有名店Savoy(現在は聖林館というダサいお名前に変更。)のお弟子さん。こちらも同じくピザの種類はマルゲリータとマリナーラの2種類しかありませんが、どちらも耳までペロリといけますので(というか耳が美味しい)必ず両方食べます。特にマリナーラは秀逸です。

それともちろん前菜なども美味しいのでいつも頼みすぎてお腹いっぱいになっちゃうわ〜。


ローストポークとローストビーフのコンボも美味しかった。

日本酒の飲み比べも必ずしに行きます。こちらはきち屋さん。ここも那覇に来たら必ず行くお店。この日も最高に美味しかった。



帰ってきてから年末のおせち料理〜。ナチュール明けました〜。




イオンスーパーで買ってきた物を詰めただけの簡易な年越しとなりました。


元旦は朝からいつもの行天宮にお参りに行って翌日の仕込みでお店に出ましたら、周りは普通に営業してて、そっか台湾の皆様にとっては普通の祭日ね〜って感じです。毎年のことですが正月感はゼロでした。



紅白観ながら恒例の乾杯。
いや〜お疲れな1年でございましたわ。


さてさて台湾のローカル街で飲食をやってみて感じたことをちょっと書くわ。

それは、薄利多売の大変さ。

特に地元の人がごちゃっと集まる食事街なので、価格勝負なお店が多く、スープに入った麺が35元から55元、お弁当が今だに50元からという安さだ。

(1元だいたい3.5円と換算しておくれ。)

そんな中で仲良くなった雞排屋さん(台湾名物唐揚げ)のおばちゃんと話してたら、それはそれは衝撃の話の数々が聞けましたわん。


まず、おばちゃんのお店の看板メニューである大きな唐揚げは、1枚が65元。


しかも大きい生の骨つき鶏むね肉を1枚丸ごと油で揚げるので15分はかかり、注文が入ってから油に投入するのでどうしても提供に20分近くかかる。まとめて一つのフライヤーに入るのはせいぜい6枚がいいところ。おばちゃんのお店のフライヤーは2台稼働させているので、めいいっぱい同時に揚げても12枚、1時間に3回揚げたとしても36枚。


しかもメニューが複雑で野菜揚げの25元からラインナップは20種類以上あって、その材料を冷蔵庫できちんと区分けして管理するのも大変だし、注文が入ってから小分けにグラムをちゃんと測りながら食材を間違えずに揚げて、味付けまでそれぞれ聞いてかけているのをみてると、まずマックスの量まで揚げるのは不可能です。すごくオペレーションの悪いメニュー構成なので主力商品の5つくらいに絞る方がいいと助言もしてみましたが、フランチャイズなので自分たちでメニューを変更できないという。なんとも痛し痒し。


そして衝撃はその利益。


まず1枚の鶏むね肉原価は約30元。
その他に揚げ油、衣、最後にかけるスパイス、フランチャイズ名の入った紙袋、複写&番号が振られた注文用紙、などなど細かい変動費を入れると、、、

1枚当たりたった20元弱しか手元に残らないと!


そしてここから固定費の家賃やゴミ代、税金、公共料金、アルバイト代などを支払わなくてはなりませーん!

台北の中心地ですから小さな店舗といえども3万元から5万元の家賃はかかります。

ガス代だってプロパンガス1本約600元で2、3日で1本使い切ってしまいます。。。


要するにザッと計算しても1ヶ月に唐揚げを5000枚以上売らないと自分たちの給料が捻出できない!

おばちゃんたち夫婦は月に3日ほどしか休んでません。1ヶ月27日稼働したとして1日約185枚の唐揚げを売らないと自分たちの給料が出ないなんて!

やってられまっか??


しかも!しかも!しかも!フードパンダ(UberEatsのようなもの)も導入してて、こちらは売り上げから35%持っていかれるらしい、、、、

って!実質マイナス!儲けなしじゃん!wwww

とゆーことで、安くすれば簡単に儲かるだろうなんて浅はかな商売をすると足元を掬われるということを肌で感じたってお話でした。


そうそううちのお店も商品の割に安い価格設定をしていますが、どうにか週休2日取りながら3ヶ月目には黒字化し始めました。これからは品質を保ちながらも少しづづアレンジもしつつ、もっと売り上げが伸びる方法を探していこうと思います。

薄利多売はちゃんと細かな計算の元で利益が出る勝算がなくては絶対に個人が手を出してはいけない難しい商売だとしみじみ思いました。

日本の安い飲食チェーンの経営は本当にすごいなと改めて思ったのでした。


miko

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