新型コロナウイルス-台湾で会社経営されている日本人の方へ。

台湾は昨日から4連休です。この連休は墓参りに行くシーズンなんですが、墓がない我が家は毎年海外に行っていましたが今年はワタクシ大人しく家で主婦しています。夫はお店を通常通りオープンしています。


旧暦通りに動く台湾のみなさんは今年も墓参りに行くそうです。ご先祖様は待ってくれるので、ぜひ時期をずらしていただきたいものですが、そういう発表は無いんですね。。。

あ、ちなみに4月3日現在、台湾での新型コロナウイルス感染者は339名、死者5名、回復者50名と報告されています。今の所感染経路が全く分からないという人はいないもよう、ですがまだまだ安心からは程遠い状態です。

さて、未曾有の疫病で台湾だけでなく世界全体の経済がおかしくなっている昨今。

うちの会社もこの状況が続けば、どうなるかわかりません。。

特に海外で会社を経営していますと、外国人なので借入を起こすことはほぼ無理です。補償制度も言葉の問題などもあり気づかなかったり制度の利用方法が複雑で利用困難だったりします。日本でもすでに飲食の塚田農場が国の制度を使って全店休業(社員の給与を9割国が負担!)してるそうですが、これまた制度に詳しい人しか利用できない、とっても複雑怪奇なことになっています。台湾も然りです。

また、欧米のように、すぐに雇い止めをすることもできません。台湾は日本以上に雇用者が守られていて、ちょっとした計算ミスくらいでも役所に訴えに行く文化がある正直メンドくさい国です。日本とは全く違います。笑

ですのでそこら辺も踏まえて、当面の資金難を回避する方法を色々と考えておかないとなりません。

そこで当社がやっていることを、シェアしたいと思います。


台北市政府衛生局のCovid-19のページサイトです。(クリックすると飛びます。)

こちらに感染の拡大情報とか、マスクの配布についての広告などが出ています。



こちらに台北市の発表で、無給休みの取らせ方についての禁止事項や手続きについて書かれています。

そこでは、

①まずは全員と話し合い、全員からの了解を得たという書面を取っておくこと。

②最低賃金(現在台湾は月23800元)を下回ってはいけないこと。

③無給期間がどれくらいか、いつからいつまでかなど書面を交わし、台北市役所に事前に提出しておくこと。また従業員にも副本を渡すこと。

④提出の際に今回の件が正当であることの証明として、財務諸表(401表や損益計算書、貸借対照表など)や労働時間削減が正当であるという裏付けとなる書類を添付すること。

⑤もちろん一般社員よりも、取締役、監督者、管理者、ゼネラルマネージャー、シニアマネージャーなどと言われる人を最初に、利益と配当から考慮すること。


と書かれています。


これらをしてないと、訴えられた場合2万元から100万元の罰金がかかります。

計算方式は、

例えば、4月15日から5月14日の1ヶ月として、

50000元の従業員がいたら、
法定休暇以外に、10日間休みを与えるとして、
50000元÷30×10日=16666.6667
を下げられるので、
50000-16667=33333元
になります。

例えば、26000元の従業員なら、
26000元÷30×2.5日=2166.6667
26000-2167=23833元
台湾の最低賃金は月23800元なので、26000元の従業員であれば、2.5日以上無給休暇は取らせられないということです。

(説明が下手くそですみません!)

また管理職などから優先的に下げていかなくてはなりません。




全くもってわかりづらい感じで、こちらに申請書などのフォーマットがこっそり張り付いているので、取り出して申請しましょう。



今業種は限られていますが、観光業や旅館業、航空業、飲食業、なぜか婚紗業(結婚前撮り写真館)などは、月額最高2万元、3ヶ月間、この書類がある従業員は政府に申請して補填してもらえるそうですので、美容業は今入っていませんが婚紗が入るのだからそのうち全業種になるんじゃないかと思い、早いうちに当社もこちらを利用して、それぞれ2日から5日間の休みを輪番で取らせて出血を少しでも減らす手段を取っています。

もちろん私は終息するまで無給を覚悟しています。

経営者の方で責任感が強い方ほど法人格と人格を一緒くたにしてしまう人も多いと思いますが、個人の預貯金まで出して死に物狂いでこの疫病と戦うと後から復活できなくなりますので、無理はしないで、命さえあればなんとでもなりますから自殺したりする人が一人も出ないように、日本も台湾も情報を共有していきましょう!


経営者は誰も守ってくれません。いつも家族だと思っている従業員も平常時は頼りになりますが、こういう時は家族が多ければ多いほど屋台骨が揺らぐ時期です。私も今4店舗営業していますが、4月14日で高雄のデパートは2年間の契約満了で撤退することを決めています。全く後悔はありません。高雄の従業員はもしすぐに仕事が見つからない場合、失業保険が受け取れるようにしておかないといけないので、役所への事前の書類提出も済ませました。(忘れると受け取れなくなるので注意!)しかもそれでもまだ20人近い従業員を抱えていますので、全員になんとかこの制度の理解を求めて、一緒に乗り越えてもらうように話しています。


身を滅ぼすまで頑張りすぎませんよう、、、悩んでも仕方のないことなので、適度に息抜きしながら早くこの状況が収束することを願ってます!

お互い無理せず頑張りましょう!^^

ではでは。

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