って!マジまだ終わってないんだってば!www

現地の方がよくお使いになる言葉、『沒辦法。』(意味は仕方ない、どうにもならないみたいな諦めの言葉。)
でも私はこの言葉が大嫌いだ。な〜んの解決にもならない言葉だから。
で、いつも『有!一定有辦法啦!!!』(あるよ!絶対方法があるはず!)と叫ぶアタシ。そしていつも解決してきた。
今回も、『銀行口座は閉じられないです。』って一言で片付けるのは受け入れられない。『どうにかせい!あんたたち世界4大監査法人ちゃうんか??おい??』と脅し、新聞公告したときの新聞全部、役所に出した申請書の書類や受理書などなど、細々としたものまで全部まとめてくれたので、それを持って銀行へGO!!!
最初にやってきたのはペイパルでお世話になっていた玉山銀行さん。
書類の書の字も言われずにあっけなく閉じられました。(んが!個人の方の手続きが複雑で2時間のタイムロス。w)

お次は街口でお世話になっていた台新銀行さん。
窓口担当が新人っぽかったから隣の先輩姉さんに聞きながら進めておったんで、あれ〜大丈夫〜?と思ってたら案の定次の銀行に移動してから電話がかかってきた。
『必要書類取り忘れったっぽい。あはは。』
ま〜そんなことを言われても、もう時すでに遅し。口座はすでに閉まっている。
じゃ〜あとで行くよ。と言うことで、こちらも呆気なく閉じられた。

問題はここさ。メインバンクの上海銀行。会社での口座も4つ持っている。外幣口座も開けちゃってる。残金もそれぞれ残っている。しかも引き落とし系が全部ココ。裁判所の正式な書類がないと口座閉鎖できないと突っぱねてきたのも実はこの銀行さ。
ちなみに去年、私のあらゆる書類を出せと突然言い出してきたのもこの銀行。段ボール1杯分の会社やら個人やらの書類を提出させられたんだよ。(どうやら臨店に入られたらしい。)
しかも個人の口座でもいつも一悶着ある。クレジットカード作った時も然り。最近だと毎月入るGoogleからの米ドルについても、いちいち電話してくるな!と窓口に伝えたところで毎月きっちり『今日お金が入ってきてます〜。』と律儀にかけてきやがる。ちょっとウザい銀行なのだ。
もちろんこの日も窓口で一悶着ありましたが、とにかくゴリ押しして全部閉じさせた。(ここでも正味2時間。)
へっとへとになりながら、上の階の元大証券に行き、送付物を会社から自宅へ変更手続きをする。あ、それなら銀行口座も変更しますか?と聞かれて、あ!そういえば元大銀行にも外貨口座持ってたんじゃん!と気付き(なんでもっと早く思い出さなかったのだ!)来月からはこっちに変更して、上海銀行とは個人的にもおさらばしよ!と心に決める。

そしてその次は労工保険局。
時期が時期だけに失業保険の手続きやら何やらで人が割と多めでした。窓口は一個飛ばしでしか開いてないため、割と待たされましたです。
しかしま〜、周りを見渡すと、ヤバそうな人ばかり。台北一治安の悪い場所。
ちなみに台湾でヤバい従業員に引っ掛かかってしまうと、嘘の診断書とかで簡単に訴えられたりする。そんなとき、勞工局の人も、いくら相手が詐欺師であるとわかってても(なぜなら台湾には毎月労災申請して、それで生きているヤバい人がたくさんいるのだ。)
『知ってますよ。この人、先月も別の会社で来てますから。でも揉めたらめんどくさくなるからオタクもちゃんと示談金払って終わらせちゃってください〜。』とか言われる始末よ。だから、アタシがしょっちゅう言ってるように、台湾で会社なんて持っちゃいけないっていうのは、そういうことね。
あ、ちなみに勞工局よりもよっぽどタチが悪いのは労働局ですから。あれこれ重箱の隅を突いてきて、証拠も何もありもしないネタで罰金取ってくる。しかもあいつら絶対手弁当では帰りません。
特に現政権になってから、一例一休などという訳のわからない法律が施行されたり、最低賃金もグングン上がり、法律での縛りが増え、労働局の格好の副業政策となりました。特に日系企業なんて格好の餌食で、罰金取られてない会社なんてないんじゃないでしょうか?
うちも何度も入られて、その度に大量の書類を提出させられ、それによって残業を一切禁止せざるを得ない状況になりました。労働局が勝手に作ったありえない割り増しの上に割り増しをする残業代の計算方式では、毎月頑張ってる子はなんと残業代が1時間1000元越えになってしまい、頑張る子が残業するほど会社は赤字になってしまうんです。笑
なので残業を一切禁止せざる終えなくなったんですけどね〜、そうすると元々いる優秀な子たちの士気が下がり離職。足を引っ張る子ほどふんぞりかえって居座り続け、会社にちょっとでも文句があるとすぐ労働局に行くぞ!と訴えてくるという最悪の循環に入っていきました。正直、そんなことが会社を畳むことのきっかけでした。
会社を畳むと決めた後でも、労働局!労働局!とずっと脅されたわな。もう過去の話ですけどね。労働者が守られるのはわかるけど、理不尽な要求が多すぎて、そりゃ〜自己免疫疾患にもなりますわ。www
話が脱線したので戻すけど。
この日は最後まで残ってくれた秘書ちゃんと夫と私を抜いて、まだ払い終わってない月の分を現金で払っちゃおうとしたんけど、ここじゃ払えないって。支払いの紙送るからこの紙に書いてくれる?って渡されたのが、コピー用紙の裏紙だったとゆぅ〜。さすが台湾。笑
それと、とりあえずダメもとで、外国人でも失業保険ってもらえるんですか?と聞いてみた。
もらえるわけね〜〜〜じゃん!一蹴。w

そして最後の最後。健康保険局。
ちなみに台湾の健康保険の負担割合は、本人負担30%、事業主負担60%、政府負担10%。
うちの会社の場合、毎月会社負担だけでも4万元から5万元負担していた。労工保険と合わせると、毎月10数万元が飛んでいっていた。
それがさ〜、全民健康保険に切り替えたら、毎月一人当たりの自己負担がたったの850元くらいだって!(少額すぎて細かい数字は失念。)我が家2人で1700元ほど(日本円で6700円くらい)。やっす〜〜〜。
日本のように、所得割、均等割、平等割からの〜医療分、支援金分、介護分で、9ステップにも分かれて計算されるのと違って、一人いくら!っていう至ってシンプルで素晴らしいっす。
ちなみに保険はこれだけで、会社に所属してない限り外国人は労工保険には入れない=入らなくてOK!!!
あ、ちなみに台湾人は大体失業中やフリーの人は、どこかの協会に入って、そこで労工保険と健康保険をセットで継続する人が多いらしいので、そちらのことはわかリません。また台湾人の配偶者がいらっしゃる方はそちらの扶養に入ってる人がほとんどではないかと思われますが。
ということで、あれから銀行から電話がかかってきてないので、多分手続きは全て問題なく終わったようでございます〜。
ほら、有辦法吧!(解決方法あるじゃん。)笑
あとは勞工局からの支払い書類を受け取って最後の支払いを終えたら、(コピー用紙の裏紙だったので紛失してなければいいが。。。)
あとは税務署で今年の分の税務申告書類のCDーROMを提出すれば終了!
あと一歩で終わるはず!
掌蹠膿疱症を食で克服しよう!
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