とうとう愛猫の介護が始まりました。

台湾暮らし

うちの猫マコとは公園で出会ってからもう22年以上ワタシと一緒に生活しています。(公園で拾った時はすでに仔猫じゃなかった)年齢的には23歳を超えていると思います。人間にしたら110歳くらい?いやもっとか。

台湾に連れてこられたりなんだりしながらも、今まで大きな病気もせずに生きてこれました。でもここ1年顎下の傷が治ったりぶり返したりを繰り返していて、最近は化膿して痛そうだったのでとうとう動物病院に連れて行くことに。


猫にとってはストレスが一番大敵だと思ってるし、薬なんて飲まされて腸内環境が乱れるのが怖いので、いよいよの時じゃない限り病院には連れていきたくないんです。でも流石にやっぱり死んじゃうとアタシが後で後悔するので、飼い主のエゴですが自分のために連れて行った。

ちなみに近所の動物病院ですが、以前涙が止まらない時に連れてったことのある病院。とても親身ないい先生だったという印象があったので。


レントゲンや採血など初めて全身検査をしてもらったら(この歳まで検査しますか?と聞かれても一切断ってきた。)やはり心臓がすごく弱ってて、肝臓の数値も少し悪くて、腹水も溜まってるし、便秘でウンコが体の中に連なってるし、それを出す腰の力がなくなってるし、いや〜満身創痍な感じでした。ちなみに去年の今頃は2.2キロだったのに、2キロぴったりまでまた痩せてしまっていた。(ちなみに若い頃は3.6キロありました。)

最近はボケが激しくて、ボーーーっとフリーズしてることが多いし、グルーミングとか爪研ぎとか顔を拭いたりとか猫の本能を忘れてしまったようで、自分で全くしなくなった。ちなみにトイレに入っても砂を掻いたりしない。しゃーって出したらそのまま。いろんなことが面倒くさくなった老人とはこのことか!って反面教師のように見せてもらっている。

ちなみに顎下の傷は前歯の根元が原因だとかで、年齢的にもう麻酔は打てないから抜歯はできないと言われました。ぐらついてたらそのうち勝手に抜けるとのことだけど、全然ぐらついてないので困ったわ〜。口臭もほとんどない子だから、歯周病とか疑ったことがなかった。


とりあえず7日間効くという消炎剤の注射だけ打ってもらい、また今週末も打ちに行って2回の注射で様子を見るということに。


採血も血圧が弱すぎて全然取れなくて、


両足で血抜かれた始末。

先生もこんな長生きの猫恐々〜って感じで、興奮させて心臓が止まらないように先生3人がかりで丁寧に丁寧に処置してくれた。

ちなみに台湾の動物病院の治療費が知りたい方もいらっしゃると思いますのでお伝えしますと、私の行った病院では、診察料400元(塗り薬含む)、検査料(レントゲン、採血など)1600元、消炎剤の注射1回1500元、首につけてるエリザベスカラー400元で合計3900元でした。日本よりだいぶ安いです〜。


もうそんなに長くないよ、と先生に言われましたが、私は知っている。彼女の生命力の強さを。。。


先生から全てウェットフードに変えてくださいって言われたけど、家に帰ったらすぐ置いてあったドライフードをガンガン食べてましたわ。(朝晩のご飯は柔らかいご飯で、それ以外の時はいつでも食べれるようにドライフードを置いてます)


でも、顎が濡れるのが嫌なのか水が一人では飲めなくなってて、そこはもう私がいちいち飲みたそうにしたら小皿に分けてアシストしてます。


あ〜家でできる仕事で本当によかった、そう思ってます。


寝れる場所もあちこちに作ってあげて、お好きなところをどーぞ。

エリザベスカラーは塗り薬が乾いたら外してあげてます。これもストレスの原因になっちゃうし。


あとどれくらい一緒にいれるかわからないけど、できる限り保存療法で緩和ケアを続けながら痛みの少ない快適な余生を送ってほしいと思います。


ということで、彼女にしっかり向き合う時間を作りたくて、先週から水曜日のレシピ動画をお休みさせていただいてます。土曜日の動画は続きますので、よろしくお願いします!

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コメント

  1. いっこいっこ より:

    マコさんと過ごす一瞬一瞬が宝物のような貴重な時間ですね。
    最期まで豊かな時間を過ごせますように。

    • miko より:

      夜泣きはひどいし、トイレを汚く使うようになってマメに掃除が必要ですが、、、大変な子ほど可愛いとはこのことかな〜と感じます。
      お世話させていただいているっていうのが、リアルな実体感です。

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