小確幸商店の誕生秘話 – 台湾での店舗経営からECサイト運営へ

小確幸商店より

新年あけましておめでとうございます。

今年の春節は日本で普通の日を過ごしております。皆様お変わりございませんでしょうか?

ところで、ご報告が遅くなりましたが、先月1月19日の動画で私たち夫婦の再出発のご報告をさせていただきました。


小確幸商店の立ち上げ

実は私たち日本人夫婦は、日本に帰国後、夫婦で会社を立ち上げ、ECサイトの準備をずっとしておりました。なにせ50代の素人夫婦だけで運営しておりますので、至らぬ点もまだまだありますが、末長く見守っていただけたら嬉しいです。今現在も次から次へと出てくる問題を、なんとか1つづつ夫婦で解決していき、今は少し落ち着いてきたところです。

昨日は私の美容法ということで、5年以上続けている肌断食や脱シャンプーについて、私が愛用するグッズをご紹介しながら詳しくご説明しています。もし気になる方がいらっしゃいましたら、こちらもご覧いただけたら嬉しいです。

ECサイト立ち上げの経緯

さて、どうしてこのようなサイトを作ったかといいますと、実体験が元となっております。

台北に住んでいた頃(他の地域の方には贅沢だ!と怒られそうですが。)なんでも日本のものが手に入るものの、実際のところとっても高い値段で売ってる割には、そのモノ自体はあまり品質の良いものではない、というのが私の不満でした。

そこで、日本に一時帰国した際は、スーツケースをパンパンにして、塩やら味噌やら醤油やら、日本人として生きるのに絶対必要な物資をまとめ買いして帰ってきていました。しかし、コロナ禍で往来が難しくなり、仕方なく越境ECを使ってみたところ、とてもスムーズに荷物が届くので、やめられなくなりました。笑

しかも購入したものを動画内で使用すると、それはどこで買えるんだ。教えてくれ!というコメントがひっきりなしで、だったら私たちが独断と偏見でセレクトしたECサイトを作ったらいいじゃん!というのが始まりでした。

そしてオープンから3週間経ち、毎日毎日ご来場いただくお客様には本当に感謝しかございません。

店舗経営からECサイト運営へ

さて、こうやって夫婦でサイトを開けてから、実は気づいたことがあるんです。

私はずっと台北や高雄などで4店舗の美容系サロンを経営していたわけですが、今思えば店舗経営って、なんて非効率なんだろう!ということです。

営業時間は決まっているし、人を雇わないとお店が回らないし、人を雇うとしょっちゅうヒューマンエラーが起こるし、相性が合わない従業員同士をまとめないといけない。しょっちゅう店舗を巡回して、従業員の問題を改善する努力をして、それなのに技術を覚えたらすぐ辞めてしまうし、毎日毎日疲労困憊でした。

店舗経営で売り上げをさらに上げようとしたら、店を大きくしたり増やしたり、人員も増やさないといけない。問題が指数関数的に増えていく。。。人の問題だけでなく、店舗家賃や光熱費など固定費も相当かかる。そして、コロナ禍などがあったら一気に集客が細り、売り上げがガタ落ちなのに、それらの支払いはずっと続く。想像してみてください。私の場合外資企業で補償も一切なく、どこからも借り入れもできず、全部個人の預貯金を取り崩して従業員の給料や家賃を払い続けた。

本当にきつかった。。。

今現在の仕事はバーチャルオフィスを借りてるので通勤が無いし、家賃5万円台の団地の一室で、通信とパソコンとスマホさえあれば出来てしまう。スーツもパンプスも化粧もいらない。雨の日も雪の日も寝ている真夜中にもご来場していただける。倉庫も発送業務も外注しているので、人を雇わなくても2人だけでやっていける。

もう店舗経営には戻れない。笑

ファンとの交流から新たな挑戦へ

今まで動画のファンの方々と直接私たちが気に入った商品をご紹介することはできても、販売する方法はなかった。しかし、これからは直接ファンがお客様となっていただくことで、長く関わりあうことができると思いました。

まだ知られてない日本の素晴らしいものを世界に発信するというポリシーを基に、皆さんに愛されるサイトに成長させていけたらと思っています。

おわりに

台湾に移り住み、海外起業を経験して、人で悩み、病気をして、コロナ禍を経験して、YouTuberになり、今がある。

全て何一つ無駄な経験なんてなかったと、今、心からそう言えます。

これからも、いくつになっても、死ぬまでチャレンジします!

小確幸商店をよろしくお願いします。


小確幸商店

nihonjinfufu miko拝





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