私は今52歳、私の古くからの友人ももちろんですが同年代です。
そして友人たちは会うと必ず病気や今飲んでいる薬の話をします。そう、みんな大なり小なり何かしらの持病を抱えています。
彼女たちはよく集まって、糖質たっぷりのお菓子やケーキをつまみながらおしゃべりします。私もたまには参加しますが、話を聞いていると驚くことが多いです。
症状が出れば病院に行き、薬をもらうのが習慣になっている
まず、インフルエンザの季節が来れば、子供を連れて家族全員でインフルエンザワクチンを打ちに行き、花粉が飛ぶ季節が来る前にと、事前に耳鼻科に行き、花粉症に効く薬をもらってくる。頭が痛いのは低気圧のせいだと言いながら市販の頭痛薬を常飲し、蕁麻疹が出たといえば皮膚科に行き、痒み止めの飲み薬をもらってくる、、、、。
とにかく盲目的に、なにか症状が現れると、まるでポイントカードを集めるようにあらゆる診療科に通います。
生活習慣の改善を考えない
薬を飲むほど辛い状況なのに、自分の生活習慣に問題があるなどとはあまり考えてなく、仕事や子育てに忙しいため、夕飯は加工食品を使って準備し、子供が食事前にお菓子を食べているのを黙認しながら、食事中は清涼飲料水を与え、お腹の出た夫を見て、これは運動不足が原因だと嘆くんです。
私自身の経験
かくいう私も、自己免疫疾患になった時、その病気がなんであるか調べもせず、普通に病院に行きました。病院の先生がくれるお薬で、簡単に治ると勘違いしていたんです。そして、もらった薬がどんなものか調べもせず、言われるままに毎日毎日塗って、毎日毎日口にしていました。
でも、いくら塗っても、いくら飲んでも良くならない。。。良くならないどころか、薬の量はどんどん増え、夜眠れなくなり、副作用で太り、体調が悪くなるばかりでした。
病気の原因を考える
これはおかしいな、、、と体調が最悪な状況になってやっと気付き始めました。
「そもそも私はなぜ、自己免疫疾患になったんだろう?」という根本的な疑問がふと湧いてきました。
病院の先生に聞いたところ、平然と、「原因不明です。」と言います。まるで、【病気突然説】のようなことを言うのです。
そう、病院の先生は病気は診れるけど、どうして病気になるのか【病気の原因】については説明できないんだ!と悟りました。
考えてみたら病院って、皮膚科、耳鼻科、内科、眼科など、そのたった一部位しか専門にしていないんです。体は1つで繋がっているのに。。。
どんな病気でも、何か絶対原因があるはずです。その原因に早く気づいて、取り除かなくては、いくら薬を飲んだって、また再発するに決まっています。
西城秀樹さんの話
昭和に大人気を博した日本の歌手に西城秀樹という人がいました。彼は17歳でデビューし、たくさんの賞をとった日本を代表するスターです。若い人は知らないかもしれないけど、同年代ならご存知のはずです。
その彼は2003年48歳の時に初めて脳梗塞に倒れ、リハビリの甲斐もあって一度はステージに戻ってきたものの、56歳で2度目の脳梗塞に倒れました。
しかし、実は突然脳梗塞に倒れたのではなく、最初に倒れた日のちょうど2年前、たばこの吸いすぎによる「二次性多血症」と過労による脱水症状のため10日間入院したことがあったそうです。
この時点で病気の原因に気付き、生活習慣を改めていたら、その後の人生はどうなっていたでしょう。
そして56歳の2回目の脳梗塞では、半身不随になりながらも一命を取り留めることはできました。しかし長年飲み続けていた薬の影響で、多系統萎縮症という脳が萎縮してしまう病気になってしまい、2018年、3度目の脳梗塞で倒れ、そのまま63歳という若さでこの世を去りました。
この時一番下のお子さんはまだ14歳で、奥様も三人の子供を抱えながら10数年間、夫の看病に明け暮れた日々は、相当にお辛かったと思います。
病気の原因のほとんどは生活習慣にある
ガンになった人でも、その後再発する人としない人がいる。それはたまたま宝くじのように【ハズレ】を引くのと同じ現象でしょうか?
病気はたまたまではありません。どんな病気でも必ず何か理由があるんです。その理由は医者や、漢方医は教えてくれません。自分の生活をよく知っているのは、自分だけだからです。
多くの原因が、生活習慣に隠されていると私は思っています。だから、病気になる前と、なった後で、同じ生活を続けている限り、同じことは繰り返されます。
病気から解き放たれるヒントに
私は40代後半で自己免疫疾患で苦しい体験をしましたが、それがあったからこそ、いろんなことに気付くことができました。
今病気で苦しんでいる方がいたら、ぜひこの文章を読んで、少しでも病気から解き放たれるヒントや気付きを得てくれたらと願っています。
miko
体に優しい無添加調味料や天然最高品質の食品を揃えています!
コメント